クロスワードのテーマを決める
クロスワード作成機能の使い方の前にクロスワードの作成方法を作成順番に案内しています。
まずはクロスワード作成前準備として「テーマ」について考えてみます。
なぜ「テーマ」が必要なのか?
まず、この疑問が出てくるかと思います。
単純に考えまして、「テーマ」がない方が縛りがなくて簡単だと思いますよね。
これは実は逆なんです。
どれくらいの「テーマ」の規模にもよるのですが、縛りがないとかえって作りにくいものなんです。
といいますか、私の場合は縛りがないと作っていてあまり面白くありません。
作るなら楽しく作りたいですよね!
では、良い感じの縛りのある「テーマ」について考えてみます。
難易度がちょうど良いテーマ
クロスワード作成者の立場から「テーマ」について考える。
テーマはすごく幅広いです。
テーマ | 子テーマ |
季節 | 春、夏、秋、冬 |
夏 | お盆、夏休み、海、山、夏野菜、夏祭り、暑さ |
クリスマス | 冬、サンタクロース、プレゼント、おもちゃ、恋人 |
サンタクロース | 冬、プレゼント、サンタクロース |
テーマ:「季節」|「春」「夏」「秋」「冬」の全てが含まれる。
テーマ:「夏」|「お盆」「夏休み」「海」「山」「スイカ割り」「夏祭」「暑さ」など
テーマ:「クリスマス」|「冬」「サンタクロース」「プレゼント」「おもちゃ」「恋人」など
テーマ:「サンタクロース」|「冬」「プレゼント」「サンタクロース」
一番ハードルが低いのは「季節」になりますが、考えてみて下さい。
「カマクラ」の後に「卒業」や「キノコ」が入っていたら、ちょっとおかしいと思いませんか?
これはテーマがあるようで、ないと感じてしまいます。
この中で一番ハードルが高いのは「サンタクロース」です。
おそらく、このテーマではマスの大きさにもよりますが、素人レベルとはちょっときびしいですね。
「夏」くらいのテーマがちょうど良い
「クリスマス」も良いのですが、出題する場面を想像してみて下さい。
「子どものクリスマスパーティ」の出し物でクロスワードを作ったものだとします。
その場合、使えないジャンルが出てきます。
「恋人」「おもちゃ」「サンタ」とこんなところでしょうか。
なぜ使えないか?
「恋人」まだ早すぎますね。
「おもちゃ」サンタがいることになっているので使わない方が良いですね。
「サンタ」出題の仕方により、可能ですが、触れないのが吉です。
このようにネタはたくさんあるが、クロスワードを遊ぶ場面には適切ではない言葉がある。
このような条件の場合はさらに考えなくてはなりません。
テーマを決める目安
私がクロスワードを作ってきた経験でのテーマを決める目安
「クロスワードに何を求められているのか?」
この一言に尽きます!
「大きなテーマ」はすでに決まっているかと思います。
さらにそこから落とし込む方法です。
1.クロスワードを出す場面
→ イベント会場、雑誌、町内誌、友人あて
2.真面目な内容それてもおふざけOK?
→ 言葉の選択方向
3.難易度は易しい?それとも難しい?
→ 専門用語OKか否か
基本的にこの3つを柱に考えていきます。
これを元に何か例題で考えてみようと思います。
具体的にテーマを考える
例えば、会社の忘年会でクロスワードを出すことになったとします。
大きなテーマ:「忘年会」
ここから、先ほどの3つに従って落とし込みをかけてみます。
1.クロスワードを出す場面 → 忘年会会場
2.真面目な内容それてもおふざけOK? → おふざけOK
3.難易度は易しい?それとも難しい? → 易しい
テーマは「お酒」「食べ物」「会社のこと」「男女のあれこれ」「TVの流行り」など
こんな感じでしょうか。
これくらいのテーマが作りやすいかと思います。
こんな感じでテーマを決めていきます。
まとめ
クロスワードにテーマは必要です。
ですが、テーマが広すぎると意味がわからないものになる可能性があります。
適度なテーマにする必要がある。
それには3つの条件のもと考えるが吉。
1.クロスワードを出す場面
2.真面目な内容それてもおふざけOK?
3.難易度は易しい?それとも難しい?
これをもとにテーマを考えれば、わりと簡単にテーマを見つけることが出来ます。
よろしければ、ご活用下さい。